「LEDの値段はなんでこんなに違う?」シリーズ4 LED蛍光体②

「LEDの値段はなんでこんなに違う?」シリーズ4 LED蛍光体②

2017年01月23日(月)6:43 PM

LED照明の普及と伴い、LED価格が安くなるのは絶対ですが、同じ製品でも価格に雲泥の差があり、なぜでしょう?銘柄のほかに使われている各部品の価格差は一番の原因です。ではいったいどれぐらいの差があるか部品別で分析していきますので、ご参考になれば幸いです。

 

今回はLED蛍光体の続きです。

3、白色LEDの実現方法

①青色LEDチップ+黄色(YAG)蛍光体

この方法で実現した白色LEDは発光効率が高く、赤色部分のスペクトルが欠けていて、演色性が悪いため、光色への要求が低い分野に使われています。

 

②青色LEDチップ+緑色・赤色蛍光体

この方法で実現した白色LEDは発光効率が①より多少弱いが、赤色の蛍光体を混合したため、赤色部分のスペクトルがあるので、この方法でできた光源で照射されると、色の還元性が高く得られます。

 

③紫色LEDチップ+青色・緑色・赤色蛍光体

この方法で実現した白色LEDはスペクトルが自然光に一番近く、光の質が一番優れています。多種類の蛍光体を使用しているため、発光効率が低いです。紫色LEDチップは青色LEDチップより価格が高く、紫色LEDチップによるパッケージ技術がまだ未熟で、コストが①、②より高いです。光源への要求が厳しい特殊分野しか使われていません。

 

4、蛍光体による影響

①粒形:蛍光体は粒の形が初期の光量と減衰特性を影響しており、下記の左の写真のような球体に近い蛍光体は分散性がよく、均一に塗布されやすいです。また、蛍光体は表面が発光しており、表面の欠けが少なければ少ないほど、発光効率がより高くなります。

②粒径:蛍光体の粒径は平均的に何μmから十何μmです。粒径が大きい蛍光体は沈下が早く、コントロールが難しですので、光色一致性が高いLEDを生産するには粒径が小さい蛍光体は分布がより均一になります。

③安定性:蛍光体の安定性には化学安定性・耐熱性及び耐湿性があります。安定性の優劣はLEDスペクトルの変化と光量の変化を影響しています。

 

 

 

 

 

 

 


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