光源の色を評価する新基準になるか?TM-30-15とは? [フルスペクトル LED/カスタマイズ LED/LED特注/テープLED/人気LEDテープ]

北米照明学会(IES)は2015年5月18日に光源の色を評価するための新しい方法-IES TM-30-15(IES Method for Evaluating Light Source Color Rendition)を発表した。

この方法は従来のCIE(国際照明委員会)演色評価数と比較すると、5つの違いがあります。

  1. 二つの指標:光源の色を評価するには一つの指標ではなく、RfとRgで評価する

 

Rg:各基準色はテスト光源と参考光源に照らされた飽和度の変化を表す(100は飽和度の一致を表し、100より大きいと、色の飽和度が高く、100より低いと、色の飽和度が低い)

Rf:各基準色はテスト光源と参考光源に照らされた類似度を表す(100は完全一致を表し、0は全く似ていないこ

とを表す)

 

 

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b

 

 

 

 

2.  基準色:CRIは平均演色評価数がわずか8色で、IES TM-30-15は99色を使用しています。マンセル表色系の色見本ではなく、105,000種の物体の色から厳選された色です。この99色は日常生活でよく見られる色を代表することができ(飽和から不飽和、明るいから暗い)、しかも各波長への感度も同じです。

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3.  参考光源:CRIが使っている参考光源は5000Kにおいて突然変異の問題があるため、つまり5000Kより低い時、黒体放射を基準とし、5000Kより高い時、自然光を基準としています。IES TM-30-15は4500K-5500Kの範囲内では黒体放射と自然光を混合したスペクトルを基準とし、RfとRgがテスト光源と同じ色温度の参考光源を使用することにより、GAIの欠点を克服することができます。

4.  色測定:IES TM-30-15はより均一な色空間、色の適応式、色の見えモデルを採用しています(CIE Color Appearance Model 02)。

5.  色偏差アイコン:二つの指標は光源が各色への平均演色性しか評価できないため、特定色への演色性も重要であるので、IES TM-30-15はもう一つの色偏差アイコンを用いっており、色の偏差と飽和度の変化などをより直観的に見ることができます。

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