宇極芯光とNIMS窒化物系赤色蛍光体の使用に関するライセンスが締結した

当社が取り扱っているYUJILEDS製品を製造するBeijing Yuji-xinguang Optoelectronic Technology Co., Ltd.は、日本国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)と、窒化物系赤色蛍光体(通称CASN、SCASN又は1113蛍光体)を使用してLEDデバイスなど製造のための正規ライセンス契約を締結しました。このことは、2019年2月1日にNIMSのホームページで正式に発表されました。 これは、Yuji-xinguang社が1113系窒化物系赤色蛍光体を使用してLED光源製品(YUJILEDS)を製造、開発することは、NIMSから正式に認められたことに意味しています。

現時点では、Yuji-xinguang社が、NIMSとのライセンス契約を締結した唯一の中国LEDデバイス製造会社で、中国以外にNIMSと契約しているLEDメーカーが、日本、台湾、その他の国や地域における計4社になります。

以下は、NIMSホームページからの引用です。

NIMSが特許権を所有する、通称CASN、SCASN又は1113蛍光体と呼ばれる窒化物系の赤色蛍光体を購入してLEDデバイス等を製造するためには、NIMSとの正規のライセンス契約の締結が必要です。

NIMSは2018年10月1日より、LED用として広く用いられている赤色蛍光体に関する特許のライセンス方式を変更いたしました。従来は蛍光体製造企業に対して一括してライセンスしていましたが、物質/製造特許 (蛍光体物質及びそれを製造する特許) に属する特許群と、用途特許 (LEDデバイス等を製造する特許) に属する特許群を分離し、それぞれの対象企業に対してライセンスをする方式に変更し契約交渉を開始しています。

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