当社は長年において、日中間の貿易活動を続けて参りました。日中両国其々のビジネス文化や輸出入などに関するノウハウを熟知しております。それをより良く活かす為に、2018年から中国向けの工作機械、特に中古機械・実験機器等の輸出代行サービスの支援を始めました。
中国工場の稼働率や稼働環境と違って、日本の中古機械は、定期的な点検・整備・保全等を確実に行うことにより、長年使っても新品同様の性能を有するので、コスパ重視の中国企業の間で大好評です。
中国向けの中古機械や実験機器等については、輸出入代行サービスだけでなく、販路開拓でもご相談をお受けしておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さいませ。
○専門知識豊富な現地企業と長年の提携関係を確立、維持しています。
日本側の輸出通関準備が完了した後は、中国側の輸入通関が問題となります。輸入者が「設備輸入登録申請書」を中国側の検験検疫局に申請を行い、許可を得る必要があるのです。
その許可を得るために、事前に日本から船積み前に、CICC・JAPAN(中国検験認証集団有限公司の日本子会社)での検査の実施と検査証明書の取得が必要とされています。
このように、中国に中古機械を輸出する際には、日本側の輸出通関と中国側の輸入通関で、通常の輸出入プロセスとは異なる特別な手続きを行う必要があるので、当社は長年提携関係を持つ専門知識を有する現地企業と連携して、日本での輸出と中国での輸入を共によりスムーズに進行できます。
〇日本での該非判定から中国での通関・指定場所に届くまでのワンストップサーピスをご提供します。
工作機械の輸出代行サービスについては、検査から書類作成、手続き、輸出代行までー貫して対応します。特に中古機械を中国へ輸出する際には、経済産業省の安全保障貿易管理内の「貿易管理令別表」を確認し、輸出を予定している中古機械がそこに該当するか否かを判断する必要があります。そして、該当していない場合でも、該当していないことを証明するための書類の用意が必要です(機械メーカーより、非該当証明書を入手する)。