急増するデータセンターを超効率的に冷やす!「液浸冷却」の可能性-1

エネルギー政策の基本的な方向性を示す「第7次エネルギー基本計画」が2025年2月、閣議決定された。データセンター新設や増設が広がっている中、経済産業省はデータセンターに省エネルギーの義務を課す方針を示し、2029年度以降の新設を対象とすることが発表された。以下、データセンターへの「液浸冷却」技術応用の一例を紹介する。

省エネは「第一の燃料」。カギ握るデータセンターの消費電力削減

神奈川県川崎市にあるNECネッツエスアイ新川崎テクニカルベースの敷地内の一角に、12フィートサイズの小型コンテナが置かれている。扉を開くと右奥に「液浸装置」と呼ばれる、四角い箱状の装置があり、その中には透明な液体に浸された状態でサーバーが設置されている。

このコンテナが、KDDIが三菱重工、NECネッツエスアイとともに開発したコンテナ型データセンターだ。高熱を発するサーバーを、空冷技術を使って冷ますのではなく、絶縁性の冷却オイルに丸ごと沈めて冷ます「液浸冷却」の技術を用いているのが最大の特徴だ。

KDDIが三菱重工、NECネッツエスアイと共同開発したコンテナ型データセンター

「ICT(情報通信技術)機器は高性能化が進み処理能力が向上する一方で、消費電力と発熱量が増え、これまでの冷却方式では冷やしきれなくなっています。データセンター事業者としては消費電力の削減も意識する必要があるため、高排熱なICT機器を効率的に冷却できる冷却方式の選択肢を広げるべく、こういった技術検証の取り組みも行っています。」

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参考リンク:https://ameblo.jp/shilohsiverd921/entry-12900590754.html

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