60か国以上が Global Cooling Pledge に署名

2023 年 12 月 5 日,ドバイで 開催された
国連気候変動会議 (COP28) で 発表された「Global Cooling Pledge」に
63 か国が署名したと報告されています。

COP28 president Sultan Ahmed Al Jaber applauds among other officials.

Global Cooling Pledge は、COP28 の主催国であるアラブ首長国連邦と UNEP 主導の Cool Coalition との間の共同イニシアチブです。 

 2050年までに冷房関連のCO2排出量を2022年比で少なくとも68%削減することを目指しています。これは 780 億トンの CO2e の削減に相当します。

 署名国のリストはまだ公表されておらず、さらに多くの国が署名すると予想されていますが、署名国には米国、英国、カナダ、ケニアが含まれると報じられています。

 この誓約は、各国が持続可能な冷却技術への移行に向けて多額の投資を行うことを約束するものです。提案されている対策には、エネルギー効率の向上、建築基準法の改善、自然を利用した解決策、可能な限り迅速な HFC 段階停止の要求が含まれます。同時に、熱ストレスを緩和し、生産的な仕事を可能にし、食品ロスを減らし、ヘルスケアを強化するために、人々が冷房を利用できるように改善することも意図しています。

 具体的には、遅くとも2030年までに、新しい空調機器の世界平均効率評価を50%向上させる動きを支援し、国家冷房行動計画を発表し、パッシブ冷房やエネルギー効率戦略などの対策を組み込んだ国家モデル建築物エネルギー規範を制定することを約束します。

 英国環境調査庁の気候キャンペーンリーダー、クレア・ペリー氏はこの公約を歓迎し、「持続可能な冷却は気候の緩和、適応、そして持続可能な開発目標の基礎である」と述べました。 

 ペリー氏は、持続可能な冷却を達成するための協調的で野心的な世界的行動は、とっくに期限切れであると主張し、更に「我々は、説明責任と早期の実施を確実にするために、強固で透明性のあるガバナンス構造を期待し、この誓約が時間とともに強化されることを期待している。そうでなければ、空約束に過ぎない」と述べました。

この情報は、UNFCCC事務局により発信されたものです。詳しくは以下URLを参照下さいませ。著作権侵害に該当する場合は、ご連絡お願い致します。

https://unfccc.int/news/cop28-agreement-signals-beginning-of-the-end-of-the-fossil-fuel-era

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