2016年第6回国際照明器具EXPO兼第8回ライクテックEXPO 見学レポート

2016年1月13日(水)~15日(金)まで2016年第6回国際照明器具EXPO兼第8回ライテックEXPOが東京ビッグサイトで開催されました。今回の展示会で一番感じたのは出展された一般のLED照明器具が大幅減少し、高品質・機能性のLED照明器具及び半導体材料が出展のメインとなってきています。出展社も来場者も業界に詳しい方が多くみられます。

 

高品質のLED照明の代表として、Sorra社は出展したDirectional Lightingが大きく注目され、当社の設立者-ノーベル物理賞の受賞者中村修二さんは紫色の光を使用したGaN-on-GaN技術を紹介し、高品質の白色LEDを実現することにより、青色LEDにつぐ第2代の新製品です。

 

A

 

Tsubosaka社が展示した太陽光を模擬する照明はいろんな色温度に対応し、標準光源に使用することも可能です。

 

機能性のLED照明器具は植物用照明、作業用照明、家庭用照明などがあります。VegeLEDsの植物用照明はRGB特定波長のチップを組み合わせた技術を利用すると違い、YujiLEDは蛍光体の配合を変え、植物に最適なスペクトルを発する技術を利用しています。

 B 

作業用照明では2社の欧米企業が出展した製品は今までの照明器具と比べ、実用性が高く、オフィス作業に適していますが、演色評価数が80-85しかないのは残念です。

 

 

CD

ソニー社が出展したMultifunctional Lightは家庭用照明として、非常に注目されました。優しい光とともに調光機能を備え、タイマー・伝言機能が付いており、遠隔操作も可能で、ソニー社技術の集大成と言えます。

 

E

 Mitsubish Rayon社はACRYPET機能のカラー材料を発明し、ナイト宣伝の領域に応用することを期待しております。

 E

YujiLEDは2017年に出展する予定で、自然光LEDとフルスペクトルLEDの特注をもっと多くの方に紹介したいと考えております。

Follow me!