業界インサイト 2026年4月号 / Vol.1

1.TORADのスプール圧縮機、R1234ze使用で効率72.5%を達成技術

米ジョージア州アトランタ拠点のTORAD Inc.は、独自のスプール圧縮機がゼロGWP冷媒Solstice® ZE(R-1234ze)使用時に等エントロピー効率72.5%を達成したと発表した。ARI標準条件(フランジ温度7.2℃/54.4℃)・1,800RPMでの試験で、20TRの機体はEER 12.2、COP 3.58を記録。同社によれば、同サイズ帯でR1234zeを使用するいかなる圧縮機より4〜9%高効率という。スプール圧縮機はロータ、主ハウジング、ベーン、ベアリングハウジングの4部品で構成され、ロータリーベーン式より小型・軽量・低コストで製造可能。一回転で2サイクルの圧縮を行う容積式機構を採用する。

出典:PRNewswire / Cooling Post(2026年1月13〜14日)

2.ジョンソンコントロールズ、CYK-400チラーを発表——R1234ze・R515B対応

ジョンソンコントロールズはYORK CYKシリーズの最新モデルとして、400トン容量の「CYK-400」を発表した。CYKシリーズで最もコンパクトな設計ながら、最大82℃(180°F)の温水供給と同時冷水供給を一台で実現する。低GWP冷媒(R-1234ze・R-515B)に対応し、特許取得済みのデュアルコンデンサーオプションを組み合わせることで部分負荷時の高効率運転が可能。商業ビル・大学・病院・産業プロセス・地域エネルギーシステムへの適用を想定する。2026年ラスベガスAHR Expoにて展示予定。

出典:ジョンソンコントロールズ公式サイト

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