中国におけるフッ素化学製品の発展状況と展望ー3

(3)「第13次5カ年計画」以降のフロン類の生産能力と生産量の推移

「第13次5カ年計画」期間中、中国はハイドロクロロフルオロカーボン産業廃止加速計画(HPMP)の第2段階に入り、ODSの使用割り当てが削減され始める一方、原料として使用されるHCFCは、開発に伴い急増しました。フッ素素材の事です。HCFC製品の生産能力は100万9千トンから122万5千トンに、複合成長率は4.98%増加し、生産量は75万5,700トンから86万6,900トンに、複合成長率は3.49%増加。中でも、原材料(CFC-113、CFC-113a、HCFC-22、HCFC-142bを含む)の使用量の大幅な増加により、HCFCの生産能力と生産量が急速に増加しました。

「第14次5カ年計画」の開始となる2021年の生産能力は138万1,500トン、前年比12.73%増、生産量は93万1,600トン、前年比7.46%増です。 

「第 13 次 5 か年計画」以降の HFCCS の生産能力と生産量の推移を図 5~6に示します。

「第13次5カ年計画」期間中、HFC製品の生産能力は993,100トンから1,598,600トン(複合成長率12.64%)に増加し、生産量は521,400トンから744,700トン(複合成長率9.32%)に増加しました。 

「第14次5カ年計画」の開始となる2021年の生産能力は168万9,400トン、前年比5.68%増、生産量は84万7,100トン、前年比13.75%増です。「第 13 次 5 か年計画」以降の HFCS の生産能力と生産量の推移を図7~8に示します。

編集者:CAFSI    翻訳:呉 (ゴ)

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